『君の膵臓をたべたい』

外は曇天だし、おうちでごろごろ日和ですね。

きょうは、なんの予定もない日曜だったから朝からベッドの上で本を読んでた。

最近、バイトやらサークルやら遊びやらで1日誰とも会わずに過ごせる日がなくて実は楽しみにしていた1日でもある。

 

先月はあんまり本読む時間がとれなくて、せっかく買ったのに積読されている本が5冊もある。1日家に入れるならと、その中の1冊に手を伸ばしてみた。

 

君の膵臓をたべたい

文庫本が発売されたときに、話題作だったから買ってみたのが積まれていた。(この辺に関してはただのミーハー)帯によると、単行本フィクションでは年間ベストセラー1位で本屋大賞2位らしい。

 

しかも、7/28に映画が公開されるらしく、想像以上に大ヒットしていたようだ。

友達も何人も読んでいて、それなりに評判がよかったから読む本をこれに決めた。

 

日曜の午前に3時間くらい読み続けたが、途中で主人公の行動にもどかしさを感じて読むのを挫折しそうになった。そこをなんとかこらえて、読み続けていると、目の前が急にぼやけてきた。そう涙のせいで。

 

ぼくは、今まで本や映画を見て泣くという経験が一切なかったから自分でも正直驚いた。最近、涙が出そうになる機会は増えていた(年取ったからかな)けど、それでも予想外。途中、おもしろくないと思ったし、読み切ってからもおもしろいとはあまり思わなかったけど、泣ける小説というのは間違いないらしい。

 

人におすすめできるかどうか微妙なラインだけど、泣きたい人、感動系が好きな人は読んでみてもいいかもしれない。個人的には、『4月は君の嘘』に似てる作品だなと思った。